初節句
我が家は娘だったので初節句は3月の桃の節句だった。
私は自分の使っていた、実家においてある7段飾りのお内裏様とお雛様を持ってきてもいいと思っていたのだが、雛人形とは一人にひとつ必要で、その人形が災いからその女の子を守ってくれるものらしく、買ってあげたほうがいいらしい。
それでも昔から代々伝わっているものもあるのだから、よく考えたらそれは人形屋の言葉にまんまと踊らされただけかもしれない。
そういうわけで我が家の雛人形探しは年明け早々から始まった。
まず年明け早々に新聞に人形屋の雛人形の売り出しの広告が入る。
行くだけで子供の似顔絵かいてくれる特典つきとくれば、とりあえず見てみたくなるのが親ごころというものだろう。
行ってみてまず驚いたのが、自分の時代と雛人形は大きく様変わりしていたことだ。
あの部屋を一部屋つぶす勢いで聳え立っていた七段飾りは控えめに奥のほうにおいており、主流は3段飾りだった。
3段飾りなど私が小さいころはどこの家でも見た事がなかった。
まぁ、そんなに興味もなかったので覚えてないだけかもしれないが・・・。
そして段数が変わったのと同様に、変化していたのが赤じゅうたん?だ。
あのお人形の下にしっかりと敷かれていた赤いじゅうたんはなくなり、段そのものが木で作っていて、飾り絵などが書かれていてとてもかわいい。
着物の色使いも昔は赤と青というはっきりした色合いだったけれど、今はピンクやクリーム色のようなあわいいろがあったり、光沢が入って利しているし、顔もなんだか人形人形していなくてとてもかわいくなっていた。
子供ながらに暗い部屋で見る雛人形はとてもこわかったが、今の人形はとてもかわいくて親しみが持てる。
何件か見た結果、最初は親王飾りの予定だった我が家も、3段飾りで落ち着いた。
初節句は1月末ぐらいから飾ってもいいらしく、大安のいい天気のいい日に飾る。
あられとお花を飾ったりして、おままごとみたいで本当にたのしいのだ。