赤ちゃん画像

妊娠して初めて知っておどろいた事のひとつに、妊婦検診のときの赤ちゃんの画像をもらえる事がある。
なんとなくお腹をごろごろするものでモニターを見ているイメージしかなかった私が妊娠した事が分かった日に先生から言われた事は、動画を録画したかったらビデオテープ持ってきてねということだった。
そしてそのひも豆粒みたいな画像の映った写真をもらって、なんだかふわふわした感じで家に帰ることになる。
早速VHSを買って次回に備えた。
しかしあの時は浮かれていて成長の記録のこせるわーと単純に喜んだけれど、我が家にはもうVHSデッキが存在しない。
もう数年もすればDVDに録画してくれるようになるのだろうか。
友達の言っていた病院では3Dの画像が見られるらしい。
わたしの里帰り先の病院でもその装置はあったのだが、確か30週までしかその機械はつかえず、その先は赤ちゃんが大きくなりすぎて隙間がないので3Dにならないのだそう。
一度でいいからその立体的なお腹の中にいるわが子を見たいと思っていた。
二人目ができるまでにその機械が病院に設置される事を祈るしかない。
私は嬉々として毎回見れもしないVHSを先生にわたし、いろいろな説明を受けた。
妊婦検診、それは確かに私とだんなさんにとってのイベントだった。
毎回何センチになったとか、何グラムになったとか、もう何々できるらしいとか、この画像こっち見てるとか、これは男の子に違いないとか、やっぱり女の子だろうかと盛り上がった。
生まれて一年経った今現在、一度も開かれる事のないそのときの画像とVHS。まぁそんなものだろうと思う。
なぜなら動かないモノクロの写真やビデオよりも生身で動いているこの小さい生き物から目が離せないから。
本当に本当に食べてしまいたいくらいかわいい。